PowerShellはコマンドプロンプトの1種です。
目次
主要なコマンドライン環境の比較
以下の表は、主要なコマンドライン環境とその特徴をまとめたものです。
名称 | 主な使用OS | 特徴 | 主な用途 |
---|---|---|---|
コマンドプロンプト | Windows | • シンプルで軽量 • 基本的なシステム操作 • バッチファイル処理 | • 基本的なファイル操作 • 簡単なスクリプト実行 |
PowerShell | Windows (クロスプラットフォーム版あり) | • 強力なスクリプト言語 • オブジェクト指向 • .NET Frameworkとの統合 | • システム管理 • 自動化タスク • 高度なスクリプティング |
Bash (Bourne Again Shell) | Linux, macOS | • 最も広く使われているUNIXシェル • 豊富なコマンドラインツール • 強力なスクリプティング機能 | • システム管理 • ソフトウェア開発 • テキスト処理 |
よく使うコマンド
プロジェクトの構成ファイルやディレクトリを確認する場合
Get-ChildItem -Path . -Depth <数字> -Force
-Depth <数字>
: 表示する階層の深さを指定します。例えば、-Depth 2
とすると、現在のディレクトリから2階層下まで表示します。-Force
: 隠しファイルも表示します(必要な場合のみ使用)。
よくあるエラーの説明
- コマンドが存在しない:
- PowerShellには独自のコマンド(コマンドレット)があり、従来のコマンドプロンプトのコマンドとは異なる場合があります。
- パスが通っていない:
- コマンドの実行ファイルがある場所をPowerShellが認識していない可能性があります。
- 権限の問題:
- 実行ポリシーによって、特定のスクリプトやコマンドの実行が制限されている可能性があります。